こんにちは!hanaです。
気付けばもう6月最終日。
いよいよ本格的な夏到来ですね。
今回は夏本番を前に、涼を感じられるテーマです。
海なし県
皆さまもよくご存知の通り、岐阜は内陸県です。
いわゆる「海なし県」というやつですね。
しかし、海は無くても川はある!
山が多い県だからこそ、その山の恵みから生まれた美しい川がたくさんあります。
中でも最も有名なのは長良川でしょう。
長良川はどこから来てどこへ行く?
長良川と言えば金華山。
金華山と言えば岐阜城。
これらは全て岐阜市内にあります。
では、長良川も岐阜市内から来ているの?と思いますよね。
答えは「いいえ」。
長良川の起点は岐阜県郡上市です。
郡上市と高山市にまたがる大日ヶ岳(だいにちがたけ)という山に降った雨が長良川の源流と言われています。
ここから南へ旅を続け、多くの支流と合流しながら岐阜県内を縦断、三重県桑名市で揖斐川と合流して、最後は伊勢湾へと流れ込んで旅を終えます。
その全長は166km、流域面積は1,985平方キロメートルです。
暮らしの中に清流あり
長良川は静岡県の柿田川、高知県の四万十川と共に「日本三大清流」の1つです。
また、環境省の「名水百選」にも選ばれています。
こう聞くと、人里離れた山の中をひっそりと流れているから綺麗なのでは?と思いがちですよね。
しかし、長良川流域には86万人が暮らし、岐阜市では市内中心部を流れ、夏になれば子供たちは川原で水遊びを楽しみます。
いわば「都市の中の清流」なのですが、実はこのようなケースは珍しいのだとか。
そして珍しいことがもう1つ。
長良川の本流にはダムがありません。
このことも美しい清流が守られている理由の1つなのでしょうか。
何色に見える?
さて、皆さんは「川の色」と聞いて何色を思い浮かべますか?
水色でしょうか?それとも澄んだ透明でしょうか?
これは諸説あるのですが、長良川は藍色に見えると言われます。
古事記と日本書紀に「藍見川」という記述があり、これが長良川の旧称ではないかと言われています。
また、地元では川が藍色に見えることから「長良川の別名は藍川」と言う人もいるようです。
確かに川は綺麗な藍色をしていますね!
まとめ
長良川には何本もの橋が架けられています。
最も有名なのは長良橋でしょうか。
岐阜の名所 岐阜公園の近くで鵜飼遊覧船乗り場がある所です。
周辺には大縄場大橋、忠節橋、金華橋などもあります。
橋の上から長良川を眺めて、ゆったりと川の流れと時間の流れを感じるひとときはとても豊かな時間ですよ。
是非お気に入りの場所を見つけて、長良川の美しい姿を楽しんでみてくださいね。